モンスターハンターの開発はCAPCOM(カプコン)です。

また、モンスターハンターというと、売れに売れているオンライン対応のゲームだと思われることもありますが、実際は、緩やかに人気が上がっていったアクションゲームの1つなのです。実際に、モンスターハンター初代の売上は30万本を超えていません。

今では100万本以上売れてもおかしくはない作品なのですが、初代からモンスターハンター2までの売れ行きは、極端に高いものではありませんでした。では、どうして今ではメガヒット作になったのかというと、昔から今にかけて、アクションゲーム、そしてオンラインゲームの需要に見合った良い改変が行われたからです。

まずモンスターハンターは、ひたすら協力プレイを充実させる努力を続けてきました。協力プレイというと、現代ではオンライン対応のゲームが増えているため、マルチプレイ要素があるのは当然となっており、誰もがマルチプレイを楽しむ時代となっています。

ですが、元々は粗雑なグラフィック、もしくは、プレイ中に回線が混雑するなど、色々な問題を抱えていた機能の1つだったのです。しかし、モンスターハンターはオンライン対応だけでなく、ジェスチャーなどの機能を有している、チャットを楽しめる、回線が混雑することが少ないため、世界中のプレイヤーから支持されるようになりました。

なので、ヒット作品としての評価を有しているのです。ちなみに、モンスターハンター内では、完全に協力しながらゲームを進めることが可能です。

一般的なマルチプレイというのは、部分的に協力するだけ、もしくは、スコアアタックモードのランキングの中に、オンライン対応のスコアが存在するくらいでした。ですが、モンスターハンターには待合所が用意されており、オンラインのガイドについても、ゲーム内に用意されているほど、オンラインの面白さを詰めに詰めている作品なのです。

さらに、モンスターハンターには多くの種類の敵が存在し、これらはすべて強いです。チュートリアル用とも言える敵も用意されているのですが、慣れるまでは、20分以上をかけてようやく討伐が完了となります。

ですが、タル爆弾など専用アイテムを上手く駆使できるようになると、強敵を素早く倒せるようになります。このような技法についても、オンライン対応であれば、友達同士で教え合うことが可能ですし、マルチプレイ中にそのことに気づくことも可能なのです。

ここまででも、十二分に面白いゲーム作品としてまとまっているのですが、モンスターハンターは、レア素材というものも用意されています。ようやく倒せた敵から、素材を剥ぎ取る、成果報酬を受け取るという形で、モンスターハンター内での素材集めが進んでいきます。

ですが、敵によってはすぐに倒すこともできない、しかも、入手確率が3%以内の素材を見つける必要もあったりと、やりこみ要素が充実しているところも、モンスターハンターだけの魅力でしょう。近年では、モンスターハンターに似たアクションゲームは多く見つかります。

しかし、アクションゲームにとって大事な機能を有している、やりこんでもやりこみを終えられないほどの、そんなゲームを作ったのは、CAPCOMでありモンスターハンターが最初だったのです。なので、他の作品とは別格であるという評価を多く得ていますし、世界的にも売れているゲーム作品の1つとなりました。