マインクラフトは、オフライン、オンラインともに楽しいだけでなく、子どもから大人まで楽しめるゲーム作品として有名です。

オフラインでは、ひたすら探検、開発を楽しめるようになっているのですが、フィールドそのものは自動生成システムが採用されているので、いつも同じフィールドを探検するわけではありません。さらに、好きなところを移動できるシステムが採用されているので、移動そのものに時間がかかることも無いです。

例えば、探検をしている最中に洞窟を見つけた時は、洞窟の入口まで移動しないといけないわけではないのです。好きなところを手、もしくは発掘用のツール(ピッケルなど)を用いて掘り進めても問題ありませんし、RPG、3Dアクションゲームのように、いきなりムービーが入るわけでもありません。

ただ、強い敵が集中しているエリアもあるので、最初からそのような場所も攻略できるほど難易度が甘いわけでもないです。ですが、自由にプレイできるだけでなく、自由に工作できる要素もあるので、世界中のプレイヤーが、マインクラフトに魅了されるようになりました。

具体的には、ただ探検を行うだけでなく、自作した武器を使って敵と戦うことも可能になっているのです。RPGのようにターン制で戦闘を行うのではなく、リアルタイムで操作を行い、素早く敵を倒さないといけませんし、マインクラフトでは、弓などを用いて遠くから狙撃を行うことも可能です。

また、マインクラフトの世界、キャラクターはドットが主体となり構成されています。今まで、ドットを用いたゲームというと、2Dが主体となっていたので、マインクラフトは3Dにドットを採用するという、ユニークな試みを行ったゲーム作品とも言えます。

オフラインだけで、100時間以上もやり込める作品となっているのですが、これは、マインクラフトのプレイ時間としては序の口です。というのも、オンラインモードを遊ぶようになってから、300時間、500時間・・・と長時間のプレイを楽しまれている方もおられるからです。

オンライン上では、一緒に村を作ったり、攻略を進めたりできるだけでなく、交流を深めるために様々なアクションを駆使することも可能です。操作は全体的にシンプルなので、入力を覚えることが困難というケースも少ないでしょう。

体力、お腹が減っているかどうかも、すべてゲージ、もしくはアイコンで大きく表示されています。ダメージをくらうと後ろにジャンプし、また、キャラクターが赤く点滅するようになっているので、状況を理解してゲームを進めることも困難ではありません。

このような誰でも楽しめるゲーム作品となっているので、今でも、オンライン上が賑わっている状況となっているのです。また、マインクラフトは、他のゲーム作品と比較しても価格が安いです。

一般的なゲーム作品は、5000~7000円で売られていることが多いのですが、マインクラフトは5000円以下で販売されている作品なのに、長時間プレイされても飽きがこない作りになっています。マインクラフトが、今のような評価に至った理由については、素朴なシステム、そして可愛らしいドット表現、さらに価格が適切であったことが大きいのでしょう。

マインクラフトは、MOD(モッド)を追加することでゲームシステムの拡張が行えるようになっているのですが、こちらは、ネット上で配布されているものをダウンロードするだけで使用できるため、システムのバージョンアップさえも、マインクラフトであればシンプルなものになっているのです。